いつも隣に君がいた
はあ!?
「何言ってんの!?」
そんなこと言ったら誤解が生まれる!
勘違いされる!!
私はみんなの誤解を解くために必死に否定する。
でも、その頑張りはカイの「照れんなよ」っていう一言で全て消された。
「お前ら、そんなに仲良かったんだな」
さっきまで、黙ってカレーを食べていた修司までもがそんなことを言う。
「ち、ちが......」
修司だけには誤解されたくない
だけど、カイはわざとらしく私の声にかぶせて「まあな」って言う。