いつも隣に君がいた
カイはいじわるだ......
協力するだなんて言っておいて、協力する気なんて更々ないじゃん
これじゃあ、私の恋の邪魔をしているようにしか思えない。
「ふーん」
修司はこれといって反応も示さず、最後の一口を口に入れる。
何も態度に示さないからわからないけど、たぶん.......
というか、絶対に、勘違いしてるよね
「修司、これはね、訳があってね......」
カイとはそんな仲じゃない、そう説明しようとしたのに、修司は
「パーカー借りて、着てるくらいだもんな、仲良いに決まってるよな」
って冷たく言い放って食器を戻しに席を立った。