いつも隣に君がいた










「ええ…じゃあ、連絡くれなくていいよ」









めんどくささを前面に出して、冷たくあしらう。









「なんでそうなるんだよ」











修司は、ちょっとムッとしたような表情になって言った。











「修司、うっとうしいし」











そんな修司をわざとからかうように、私も続ける。










修司も負けじと










「はー?俺たちめちゃくちゃ仲良いだろ、何言ってんだよ」









と、私のほうにぐっと身を寄せる。











「え......」












私はそれに、わざと面食らったような表情を作る。









さも、「私はそう思ってないよ」というように。










< 3 / 713 >

この作品をシェア

pagetop