いつも隣に君がいた








「なーに?春依、修司くんやめて海里くんにするの?」











!?












気づくと実夏が隣で私のことをじっと見ていた。












「え、授業は?」













「今、終わったよ」











号令に気づかないほど考え込んでいたとは.....











「何考えてたの?」











私は実夏と理科室から出て歩きだした。












「カイのこと、変だと思わない?」












私は渡り廊下からカイを見下ろして言う。











< 339 / 713 >

この作品をシェア

pagetop