いつも隣に君がいた









実夏、気づいてたんだ.....











「でも、どんどん変な方向に話が進んでるんだけどね.......」












私が修司と離れていく間に、古橋さんが修司に近づいて行ってる。












私は思い出してため息をつく。












だけど、実夏はその考えを否定した。










「私はむしろ、結果に近づいて行ってると思うけど」












「実夏までカイと同じこと言うの?」












カイのやり方が正しいってこと?











私はたぶん信じられないという目で実夏を見ていたんだろう。












実夏は私からパッと目をそらす。











< 341 / 713 >

この作品をシェア

pagetop