いつも隣に君がいた










スマホにはキラキラ輝くカイの姿が映し出されている。













カイはそんなことには気づかずにまだ遊んでいる。












「っ.....」













そんなカイを見ていたら、頭がズキズキと痛んできた。












今目の前を走るカイに、誰かの姿が重なる












小さな、小さな子供の影.......













「僕、サッカー大好きなんだ」













ボールを頭の上に両手で掲げてこちらに走り寄ってくる。












誰......











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