いつも隣に君がいた









「…ああ、まあ」









なんとかそう曖昧に答える俺に、古橋はおかしそうに笑う。









「どうしたの?急に考え事?」









「いや...」









そう答えながら、もう一度グラウンドに目を移すけど、もうそこに二人の姿はなかった。









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