いつも隣に君がいた










そんなことをのんきに考えられるほど、頭はしっかり動いているのに、対照的に体はよくわからない、不安に駆られるような奇妙な感覚に飲み込まれていくみたいだった。










走れば走るほど、不安が募って、どうしようもなく心配になる。










前に見た夢と同じ感覚がする。










その不安や心配は何に対するものなのかわからないけれど、とにかく今すぐに止まらなきゃって私の感覚が叫んでいる。










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