いつも隣に君がいた











「――――い、

春依!」











気づくと、いつの間に戻ってきていたのか、修司が心配そうな顔をして私を見ていた。











「大丈夫か?」











「う、うん…」











まだ痛む頭を押さえながら、なんとかそう答える。











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