いつも隣に君がいた











何も答えない私にお母さんは、「疲れるくらい勉強したの?」ってからかうように言う。











もう何も考えたくなかった。











どうしてお母さんがカイのことを知っているのとか、











どうしてカイが同じ場所での思い出を持ってるのとか、











映像の中で、どうしてカイと男の子がダブって見えるのかとか、











考えれば考えるだけ、いろんな疑問は浮かんでくるけど、











もういい。











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