いつも隣に君がいた











どうしようなんて、考えるより先に体が動いていた。











お願い…











カイ、居て…











心の中で願いながら、7組の教室の扉を開く。











扉が開くとともに、教室の中からふわっと風が廊下に押し出される。











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