いつも隣に君がいた











「…どうした?」











そう振り返る男子生徒は紛れもなく、カイだった。











「よかった…」











カイの姿を見て、安心して全身から力が抜けていくようだった。











カイは、そんな私を見て笑う。











< 605 / 713 >

この作品をシェア

pagetop