いつも隣に君がいた











詳しい話なんてどうだっていい。











ただ、今ここに、私の目の前にカイがいることは紛れもない事実で、











この事実が一生続いてほしい、それだけが私の願いだった。











「…」











カイは困ったような表情を浮かべて、私を見つめる。











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