いつも隣に君がいた

最初で最後の嘘












「おお、懐かしいなー」











幼稚園の頃に来た、あの公園に二人そろってまた来れるなんて思ってもみなかった。











カイは、あの頃を思い出すみたいに、思い出の残る公園をきょろきょろと見回す。











楽しそうにはしゃぐその姿に、幼いころのカイの姿が重なる。











自然と笑みがこぼれる。











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