もう一度あなたに恋をします


さすがにこうも反応がないと心配になってくる。


もう一度ぺちぺちしてみる。




やっと気づいたのか壁についていた手が外れた。




「大丈夫ですか?」



「あ、おう。じゃあ俺、…帰るから」




そう言うと彼は図書室を出ていった。




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