先生と恋したい

ウッチーとの面談も終わり一人でトボトボと家に帰る。


将来のことを考えてないわけじゃない。
でも今する選択が間違ってないのか、すごく不安になる。


「取り敢えず…数学やらなきゃ…」


そんな事を考えながら駅から歩いているとあっという間に家に着いた。


「ただいまぁー!お腹すいた!!!」


おかえりーと言いながらリビングからお母さんが出てきた。

「ご飯出来てるから食べなさい。
今日塾でしょ?」


「あぁぁ!忘れてた!
やばい!時間が!!」


すっかり忘れていた。
教えてくれたお母さんに感謝だ。


大慌てでご飯を食べる。


塾長は普段は優しいけど、怒ると怖いから遅刻だけはしたくない。






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