Blue Moon
「少しいいですか?」

襖の向こうから秋さんが呼びかける

「ええぞ、入って」

「失礼致します」


襖を開けて入る秋さん


「どないしたんや?」


「組長が呼んでおります
月海さんも連れてきてほしいとのことです」


「わかった。すぐ行く」


「ではこれで」

そう言って出ていく秋さん


「帰ってきてすぐ悪いな」


「いいんですよ、それより夜さんが待ってますから早く行きましょう」


私達は部屋を後にして夜さんに初めて会った部屋に入る



< 100 / 159 >

この作品をシェア

pagetop