Blue Moon
「明日から修斗と瑞希が行っている学校に行ったらええってことや」


「なるほど...あいつらが居るならええけど。月海ちゃんはどうしたい?」


私は......


「...学校には行きたいです
全然まともに通えなかったので」



正直なところ女の子の友達がいない



「なら決まりやな!
お金のことは気にしやんでええ。
月海ちゃんは俺の娘みたいなもんやからな」


「そ、そんな......!」


慌てて首をふる

「こういう時は甘えといたほうが俺は嬉しいよ」

ニコッと笑う夜さん

「ありがとうございます、必ず返します」


「ええんやで。
緑、手配頼むわ」

「そう言うと思って準備は出来ています。
制服を後でお持ちします」


「さすがやな、緑。
じゃあ俺の話はそれだけや

あ、それと時雨」


何かを思い出したように黒崎さんを見る夜さん


「月海ちゃんの護衛は修斗と瑞希にしてもらうとええわ。
お前から話といてくれ。」


「わかった。」


それだけ言うと夜さんは緑さんを連れて仕事に行ってしまった


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