Blue Moon
車に乗った俺達に秋は冷静に話す


「それで、状況は。」


俺は今まで起きたことを話した



「つまり、はめられたってことか。
居場所はわかってるんか?」



俺は実ちゃんから聞き出した居場所を言った



「あきらかに、来いって言ってるようなもんだな。

これは、如月組と黒崎組が衝突するこになる

どうする、時雨。」


眉間に皺を寄せて本気で怒っている時雨に普通に話す秋は凄いと思う


「助けに行くに決まってるやろ。

喧嘩を吹っかけてきたのは向こうや。
親父に話してる暇はねぇ。


いいから、車をだせ。」



怒った時に関西弁が外れる癖がある時雨は相当怒っている。



「わかった。
その子の処分は黒崎組が決める」


実ちゃんは肩をビクッと揺らし秋の気迫のある声に青ざめていた


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