Blue Moon
「月海ちゃんさえ良かったらやねんけど
俺のとこで暮らさんか?」

すっかり泣きやんだ月海ちゃん。

「でも、皆さんのお邪魔になっちゃうし...。」

「ええねんええねん。
てか、俺がそうしたいねん
だから、な?」

「不束者ですがよろしくお願いします。」

律儀にお辞儀をする月海ちゃん

「よし!
決まりや、ええやろ?秋。」

「若さえ良ければ私はいいですよ。」

「そうと決まればまずは飯や飯!
秋、準備頼むわ」

「かしこまりました」

秋が出ていって俺は、聞きたいことを聞こうか迷っていた。

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