Blue Moon
俺の腕の中でもぞもぞする月海ちゃん。

俺はゆっくりと体を離す

月海ちゃんの顔は赤くなっていてそれすらも俺には可愛くて仕方なかったんや

なんでこんな可愛いやろ...。

「顔、真っ赤やで?」

俺は自分の顔が赤くなるのを隠したくて余裕を見せて笑った

それから月海ちゃんがまだ20を迎えていないことに驚いた



そうこうしてるうちに秋が呼びに来た。

俺が差し出した手のひらにゆっくり手を乗せてギュッと握ってくる

俺はゆっくりと歩き出す
< 42 / 159 >

この作品をシェア

pagetop