Blue Moon
「若、屋敷の方でよろしいですか?」

運転していた方が黒崎さんに訪ねる

「おお、屋敷に頼むわ」

「わかりやした。」

どこに行くだろう

無意識に黒崎さんを、見つめる。

「ああ、俺の家に行くんやで。」

そっか、黒崎さんのお家か

ってそれって不味いんじゃ!
だって私、拾われた身だよ!?

それって色々と不味いんでは?!

「月海ちゃん、そないな慌てることじゃないで。
皆、ええ奴やから安心しぃ。」

本当だろうか、
私みたいな人間が行っていいところだろうか。

そうやって、かんがえているうちに黒崎さんの家についてしまった。
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