君と私の時間

大丈夫

教室に戻ったら自己紹介をした。もちろん、さっきの気持ちはわからないまま…

隣の男の子は葉波拓海〝はなみ たくみ〟って言ってた。葉波もこれまたイケメン…
てかさっきからちらちら見られてるんだけど…特に男子から…
みんな何をそんなに見てんのかな…
あ!!華奈を見てんのかな!!納得。だって華奈美人さんだもんね♪
そんなことを考えていると…

「それじゃHRを終わるぞ~明日からいろんなことを決めたり、部活動とか見学もできるから何に入りたいか決めとけよ~じゃあ起立。礼」
「「ありがとうございました」」

先生が号令した直後にうるさくなった。
ヤバい…何にも聞いてなかった…華奈に聞こう…

「梨桜、部活何入る」
「んー華奈は?」
「私はやっぱりテニス部かな~元々テニス好きだしね」
「そっか~・・じゃあ私もテニスにしようかな。好きってわけでわないけど、
 中学もテニスだったし」
「うん。じゃあ明日一緒に見学行こう」
「うん。いいよ」
「よし、じゃあ帰りますか!」

それから、帰り支度をして二人で学校を出た。
 
< 4 / 7 >

この作品をシェア

pagetop