クラスゲーム
賢斗が横から私を抱きしめた。

「なっなに?!とうとう頭おかしくなったの?」


一瞬動揺して急いで離れようとするけど、やっぱり男子の力は強い。



「…好きだ。」


ん?

好き?

「…誰に言ってんの…?」


「ここにお前以外誰がいるんだよ。」

う、うそ。
この間考えたバカな妄想が現実になった。
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