クラスゲーム
「愛理…」

賢斗が下を向き、微かな声で私を呼んだ。

「ん…?」

「今日またあの女が現れて、新たな試練。ができたんだよ。3人、俺らを殺しにくるやつを入れるんだって。だから、クラスメイトにも注意して、その殺しにくるやつらにも注意しなきゃいけねーらしい。」


ほんとに…?


クラスメイトだけでもあんなに怖かったのに。


「てか…なんで賢斗が理解…してるわけ?」


普段ならバカだから絶対わからないはず。

「ばれたか?たかしにまとめてもらったんだよ。」

やっぱりね…。

まあいいや。

「教えてくれてありがとう。」

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