クラスゲーム
その瞬間ふわっと体が軽くなった。

「え?なんで…」

さっきのだるさと咳もなくなり、急に元気になった。

「これが助けれる能力。なんでもできるの。もう一回したから無理だけどね。」

「ちほ!」

私は意識してないのに気づいたら手を握っていた。

「この手、このまま離さないで1時を待とう!」

そう言ってる間も千穂の切断された右手から血が溢れ出る。


それが私のてにも流れてきて真っ赤になった。
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