クラスゲーム
「今日、あれから春香が来た。クラスゲームじゃなくて今くるべきだとか言いやがってな。」


お昼にも来れるの?!


そんなことにびっくりしてる場合じゃないけどとにかく話を聞こうとあらんのほうにむきなおった。


まあ、私を殺そうとしてるわけじゃなさそうだしね……。


「私のために人を殺さないで。いつもあらんを見てるから。ってよ。」


春香もいいやつだな…。

ほんとなんであらんを好きなのかわかんないよ。


「それで?あんたは心を入れ替えたってこと?」

「まーそーゆーことだろ。わかんねぇけどよ。なにか解決できる方法があるんならやってみたいと思ったんだよ。そしたらもしかしたら春香も生き返るかもしれねーしよ……。」


ああ〜。

結局まあ春香のために今度は人を殺さず解決できる方法を見つけるってことね。


「なんにせよそう思ってくれるんなら何よりだよ。それじゃあ私は行くね。」
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