クラスゲーム
「あ?三階は全部調べたぜ?あとは二階の半分と一階だろ。お前らはどうなんだよ?」


「私たちは三階終わって二階のトイレ調べたとこ、そこで野々村くんに会って逃げてきたってわけ。」


「ふんっ、男子2人もいてたったそれだけかよ……。ほんとに情けない奴らだぜ。」


言うことがそれ?!


「みんな一生懸命探してるんだから!そんなこと言わないでよ!」


ついついバカにされたのが頭にきて大きい声が出てしまう。















































「お前らな、声がでけーんだよ。」


廊下の向こうから歩いてきたのは賢斗。


生きてたんだ!!!!!


「こんなデケー声出してたらあいつらすぐにくるぜ?たかしに任せて愛理を探しに来たらまさかお前と一緒にいるとはな。」


そう言って舌打ちをしながらあらんを真っ直ぐみる。

< 251 / 301 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop