クラスゲーム
「ストーップ!今部屋片付けないからちょっと待って!」

と言ってもすぐにドアを開けて中に入る賢斗。

「んだよ、俺の部屋より100倍キレイから安心しろ。」
賢斗の部屋って…。
1年くらい前の記憶を絞り出す。

「あの部屋、臭いよね、賢斗の靴下の臭いで。」
思い出して苦笑した。

「なんだと?!臭くねえよ!」
え、もう慣れたのかな?

「ちょっとお茶とお菓子持ってくるね。」
賢斗を残して私はキッチンへ。
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