クラスゲーム
「うおー!なんで愛理がここに?!」

うるさっ…。
いきなりの大音量にびっくりして両手で耳を抑える。

「あれ、私いつの間にか寝たんだ。」
時計を見るともう7時で、2時間くらい寝たんだと気づかされる。

「おい、なんで一緒のベッドにいるんだ?」
賢斗は緊張した面持ちで聞いてくる。

「プッ!ハハ!なにもないから安心して。賢斗が寝ぼけて私をベッドに入れただけだから。」
思わず吹き出した。

「そうだよな…!」
賢斗はなぜか大量に汗をかいている。
そんなに暑い?この部屋。

今は夏だから暑くても当たり前か。

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