クラスゲーム
私が“殺さなくちゃいけないのよ”って。

まるで誰かに命令されてるような口ぶり。

もしかしてこのゲームはあの女性がやってるんじゃないのかも。


この時だけは勘が鋭く働いた。


そのことを話すと沙知がうなずく。

「あら、愛理でもきづいてたの。私もそこを不思議に思った。まるで誰かにさせられているような口調だったわね…。」


納得してくれたのは嬉しいけど。


愛理でも!!って!

でもは余計だっつの!

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