クラスゲーム
「愛理ちゃーん!久しぶりね〜。お泊り?好きなだけゆっくりしていってね♡」

「はい!」

千穂のお母さんは私にも良くしてくれるし、千穂のこともすごく可愛がっていて、いい人だ。

「愛理…。どこに隠れるのが1番いいのかな?」

千穂は思い出したのかベッドの上で膝を抱えて震えている。


そりゃ建物の中だよね。

外にいたら見つかったら終わりだしさ。

「もし…もしもだよ?最後私と愛理2人になっちゃったりしたらどうしよう。私耐えられない!」

急に大きな声で泣き出してしまった。

< 80 / 301 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop