光が眩しいから
昔の夢と目覚め
『ゆき~っ
あんまり遠くへ行っちゃだめだよ
ゆき危なっかしいんだからさぁ』
『大丈夫だもん』
『あっ!』
『えっ?』
『そっち川!』
バシャッ!
『ほらみろっ
危なっかしいんだから…
よいしょっと』
手をひいて川からゆきを引き上げる。
『どこも怪我してないか?』
『うん♪』
『よしよし』
ゆきを川から引き上げて、
頭を撫でるのは幼い日の俺。
『こうちゃん
お兄ちゃんみたい』
そう言われたのも幼い日の俺。
あぁー…
こりゃ夢だな。
まぁ
今だってゆきとは大して変わんねぇけど…………
『こ……ちゃ』
『まだ夢ですか…』
「こ…ちゃん
こうちゃん
こうちゃん!」
ガバッ!
「んーっ?」
ようやく起きれたっ。
…にしても
やけに最後の方のゆきの声が
リアルだったなぁ。
あっ。
「ちょっとぉ!?
やっとお目覚め!?
しかも起こしたあたしは無視?」
「あっ…
おはようリアルゆき。」
「はっ?」
あんまり遠くへ行っちゃだめだよ
ゆき危なっかしいんだからさぁ』
『大丈夫だもん』
『あっ!』
『えっ?』
『そっち川!』
バシャッ!
『ほらみろっ
危なっかしいんだから…
よいしょっと』
手をひいて川からゆきを引き上げる。
『どこも怪我してないか?』
『うん♪』
『よしよし』
ゆきを川から引き上げて、
頭を撫でるのは幼い日の俺。
『こうちゃん
お兄ちゃんみたい』
そう言われたのも幼い日の俺。
あぁー…
こりゃ夢だな。
まぁ
今だってゆきとは大して変わんねぇけど…………
『こ……ちゃ』
『まだ夢ですか…』
「こ…ちゃん
こうちゃん
こうちゃん!」
ガバッ!
「んーっ?」
ようやく起きれたっ。
…にしても
やけに最後の方のゆきの声が
リアルだったなぁ。
あっ。
「ちょっとぉ!?
やっとお目覚め!?
しかも起こしたあたしは無視?」
「あっ…
おはようリアルゆき。」
「はっ?」