光が眩しいから
椿が雑誌を手に取ると、後ろからまた声がした。

「あっれー?
野神と椿じゃん!」
「「桜庭ぁ?」」

そこにいたのは、同じクラスの桜庭一真だった。

「えっ?何?
二人ともその雑誌買うの?」
「あぁそうだけど
もしかして桜庭も?」
「そうそう♪
俺このバンドすきでさぁ~。」
「「お前も同志か。」」
「えっ?」

それが俺達と一真のはじまり。
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