ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―
そーいえばさっき、数学の先生にノート提出頼まれたんだった!!!
やばい!!急がなきゃ!!!
「ノート、まだ出してない人いますかー?」
「あー待って待って、俺出してない!!!」
七瀬君が出してなかったみたい。
「はい、陽和ちゃん……ってか俺手伝うよ!!!」
あの日から七瀬君は私の事を名前で呼ぶようになった。
「え、いいの?七瀬君ありがとう!!!」
重い物を持つのは好きじゃないから助かった。