ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―

ねぇ、好きだよ。

  



たくさん泣いて、すれ違って、傷つけた。


でも最後は絶対に笑顔になれた。


それはきっと、私の隣にさくちゃんが居てくれたから。


だから、これからも隣に居てね?





帰り道、私は隣にいるさくちゃんに呼びかけた。


「ねぇ、さくちゃん。」


「ん?」


「……好きだよ。」



私が言うと、さくちゃんが私を優しく包み込んだ。



これからもこうやって伝えていこう。


どんな事があっても私の気持ちは変わらないから…


だから、何度だって君に伝えるんだ。





ねぇ、好きだよ。








◌ 。˚✩ fin ✩˚ 。 ◌

< 210 / 213 >

この作品をシェア

pagetop