ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―


暗くなってきて家に帰るとお母さんとお父さんが心配そうな顔をしていた。



私は2人に「大丈夫だよ。」と笑顔を作って自分の部屋に入った。



ベッドの上で色々考えていると携帯が鳴った。



電話?誰だろう?



……さくちゃんだ‥。


ど、どうしよう……。

出る?出ない?


でも……今出て声聞いたらきっとまた泣いちゃう……。


ごめんね。さくちゃん。

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