‐雲‐
「おじゃましまーす♪」

相変わらず落ち着いてる部屋だなぁ。
まぁ昨日の今日だしねー

「ごめんな、、眠いのに。。。」

亮がもうしわけなさそうに言ってくる。。。

「ううん、、約束してたし。。。


「ありがとうな☆」

そう言って頭を撫でてくれた。。。

大きくて優しい手が私の頭を撫でてくれる。。。
心が落ち着いた。。。


「じゃあ、あたしご飯つくるね☆」

亮が笑顔で、おう☆って言った。


「そういえば、亮、きらいな食べ物とかないの!?」

私は料理しながら亮に聞いた。

「ないよ☆」

って笑顔でこたえる、、、

その亮の笑顔。
学校ではみせない、無邪気な笑顔。
私はそんな事を思っていた、、、


そういえば!

「亮、今日はありがとうね☆」


「なにが!?」

亮は生徒のテストに点数をつけながらそう言った。


「ほら!!屋上で、、、」

すると、点数をつけるのをやめ、私の方をむいて

「いいよ☆教室で土岐田と佳寿実の会話聞いてて、佳寿実が田崎の事好きって勘違いされたら困るし。。。」

なんで亮が困るの?
私は不思議に思いながら

「とにかくありがとう。」

と言った。。。


亮はまた点数をつけながら、おう♪と言った。


無言のまま、料理を作ってた。

できた☆


お皿に盛りつけて運ぶ。

「できたよー♪」


「おう☆美味そう♪」


「「いただきまーす☆」」


「うんまい☆」

亮は無邪気な笑顔でそう言ってくれた。。。


「ありがとう♪」

私も笑顔で言った、、、

眠い、、、
寝そう。。。。。

――――――――――。


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