可愛い弟の為に
もうめちゃくちゃ眠たい。
寝たい!!
けど、寝たら刺されそうなので起きておく。
時計を見たら午前0時を過ぎたところ。
…朝まで長いな。
「ところで至さん」
ようやく普通に話するようになってきたか。
「はい」
「シフト表ってある?」
「仕事の?」
「…それ以外にまだあるの?」
桃ちゃんの目が半開きで怖い。
「仕事のはありますけどね。それ以外はないですよ」
「…なんで丁寧な言葉になるの?」
「職業病です」
「そうなんだ。
私のお父さん、そんなに丁寧じゃないな」
と言って父親を思い出したのか、頬を膨らませた。
「で、僕のシフト表をどうするの?」
「…お弁当を作るから」
「…作れるの?」
「…私の事、バカにしてるな」
桃ちゃんの目がますます細くなる。
「高校1年から花嫁修行してたから。
家事全般何でもするわよ」
ほお〜!頼もしい。
「じゃあ明日、家に帰ってから早速、何か作ってよ」
僕が試しに言うと
「いいよ!何が食べたい?」
「美味しいものが食べたい」
「…考えとく。
それなら明日、帰りに買い物に行きたい」
「はいはい、お供致します」
そう言うと嬉しそうに笑っている。
桃ちゃんが家事が出来ると知って、正直ホッとしていた。
家事も僕がしなければいけなくなったら…
この結婚は本当に踏んだり蹴ったりだ。
「何、ホッとしてるの?」
しまった!顔に出たか!
「家事はちゃんとするから安心してください、先生」
桃ちゃんは舌を出した。
…やっぱり舐められてる。
寝たい!!
けど、寝たら刺されそうなので起きておく。
時計を見たら午前0時を過ぎたところ。
…朝まで長いな。
「ところで至さん」
ようやく普通に話するようになってきたか。
「はい」
「シフト表ってある?」
「仕事の?」
「…それ以外にまだあるの?」
桃ちゃんの目が半開きで怖い。
「仕事のはありますけどね。それ以外はないですよ」
「…なんで丁寧な言葉になるの?」
「職業病です」
「そうなんだ。
私のお父さん、そんなに丁寧じゃないな」
と言って父親を思い出したのか、頬を膨らませた。
「で、僕のシフト表をどうするの?」
「…お弁当を作るから」
「…作れるの?」
「…私の事、バカにしてるな」
桃ちゃんの目がますます細くなる。
「高校1年から花嫁修行してたから。
家事全般何でもするわよ」
ほお〜!頼もしい。
「じゃあ明日、家に帰ってから早速、何か作ってよ」
僕が試しに言うと
「いいよ!何が食べたい?」
「美味しいものが食べたい」
「…考えとく。
それなら明日、帰りに買い物に行きたい」
「はいはい、お供致します」
そう言うと嬉しそうに笑っている。
桃ちゃんが家事が出来ると知って、正直ホッとしていた。
家事も僕がしなければいけなくなったら…
この結婚は本当に踏んだり蹴ったりだ。
「何、ホッとしてるの?」
しまった!顔に出たか!
「家事はちゃんとするから安心してください、先生」
桃ちゃんは舌を出した。
…やっぱり舐められてる。