ロボ恋

「お呼びですか?ヒカルさん」

ムクッと立ち上がったスズランは

これくらい平気ですよと笑う

「なんでこんなことを!」

「ヒカルさんをお守りすること、博士と約束したからです。それがワタクシの使命。」

「ばか!だからって死んだらどうするんだよ!もう二度と…二度と」

オレは失いたくないんだ

また1人になりたくないんだ

「スズラン、オレと約束しろ。オレと一緒にいること!」

「ヒカルさん、かしこまりました。あなたを1人にしません。ワタクシは死にません。」
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