恋彩Days
だけど…立てない。そんなこと言えないし
「大丈夫です。1人で立てます。」
嘘だ。本当は立てない…。でも…これ以上
「もしかして…立てない?…あぁごめん。保健室いこ?」
「いえ…大丈夫です。屋上行きたいので
保健室は…少し…ちょっと。」
初対面の人になに言ってんだか。
すると、彼はこういった。
「屋上いくの?俺らも行くところなんだ。一緒いこっ。」
「ありがとうございます…。」
彼は、私の手を引っ張って屋上に連れて行ってくれた。
屋上に着くと、みのっち(宮島 美野里)
と、あーちゃん(香坂 蒼)がいた。
「ありがとうございました。」
その一言だけ告げると、私はみのっちと、あーちゃんのとこに行った。
そして、私は作った歌を歌い出す。
わたしは、曲が出来ると屋上に来て歌っている。
一番、印象に残っている歌詞。
それは、今日作詞作曲したのではなく、
だいぶ前に作った曲。
『flower Wish』
この歌は、何気ない日常をそのまま
歌詞にしたものである。