ぴゅあ
「ずずむぜんばぁ〜い!」私は進先輩を追いかながら呼んだ。        「中村だよね!どうしたぁ?中村も帰るの?」立ち止まりながら言った。   「ばい、風邪引いぢゃっで」私は進先輩と話せたことでとても喜んでいた。  「なら、一緒に帰ろうっか!」微笑みながらいった。「ばい!」緊張とうれしさで涙がでそうだった。              まわりの先輩たちが私たちを見てザワザワと騒いでいた。その中で「進って年上の人と付き合ってたんじゃないの?」と聞こえてきたでも今、一緒に帰れることが幸せでどうでもよかった。           付き合ったらこうやって毎日帰れるのかと思うと幸せだった。        今まで以上に好きになった。
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