君と僕のキセキ
どんなに望んでいなくても

“明日”は来るもの。

どんなに願っても

“昨日”はもう二度と来ない。

それは当たり前で辛い現実。


俺は明日見れないかもしれない朝日を見ながら思った



──美夏


──どうかキセキがあるのなら


──実際に起こして見せてくれ


──どうか“今日”が来ないように──





「左海雄太郎さん、あと一時間で手術ですよ〜」



あと一時間…



あと一時間で俺は…



君にこの愛を伝えられるのか…?
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