foreverlove ~君がくれた恋~
foreverlove
ざわつく周り。
驚いきを隠せてない歩と楓さん。
これでいいんだ。これで、2人が幸せになれるのなら。
わたしが今まで沢山の人に迷惑と苦しみを与えてきたから。
そう、これでいい。
司会者だって戸惑っている。
「えっと…。あはは、面白い事を言う婚約者ですね歩様。笑」
「ははっ。冗談ですので。ね?姫乃?」
「いえ。冗談ではありません。わたしは辞退させてもらいます。それでは。」
そういい、涙をぐっとこらえ
会場をあとにしようとした。
でも、グイッと引かれる腕。
「ちょっとこい。」
いかにも怒ってる歩。そりゃそうだよね。