foreverlove ~君がくれた恋~


今はちょうどお昼か…。

わたしはお姉ちゃんの所に向かう。

「お姉ちゃ…。」

ドアを開けようとした時、

中に蓮琉がいた。















「蓮琉…。わたしのそばにいて…。」

お姉ちゃんはそっと蓮琉を抱きしめてる。

あぁ、そっか。

わたしは幸せになんてなっちゃいけないんだ。

なる資格なんてない。

今わたしがお姉ちゃんに会えば

言われることはわかってる。

でも、それでも会うしかない。

「お姉ちゃん。」

そっとドアを開けると

勢いよく離れる2人。

「あれ?蓮琉来てたんだ。」

知らないふり。平然としてなきゃダメ。

「あぁ。もう帰るよ。じゃあ、凛々花。」








「お姉ちゃん。大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ。」

ねぇ、お姉ちゃん。

今だった教えてくれる?
< 57 / 123 >

この作品をシェア

pagetop