foreverlove ~君がくれた恋~
私の何かが切れた。
なんや!いいかね?って!
「あの、お言葉ですか。わたしいつ婚約者を認めましたか?すみませんけど、わたしにだって権利というものがありますよね?婚約者候補なんて…。わたしは知りませんし結婚するつもりなんて1ミリたりともありませんから。」
その場が静まり返る。
あぁ、やってしまった。きずいたときには遅い。
まぁ、いい。いつもの事だし…。
「あはは。面白い方ね。歩が嫌いなの?」
お母さんが笑いながらわたしに聞いてくる。
「嫌いだなんて…。むしろわたしは好きですよ。でも、結婚とかそんなまだ早いので。」
「そうなの…。嫌いじゃなくてよかったわ。ね?歩?」
「あぁ…。」
複雑そうな顔。
「まぁ、いいだろう。姫乃さん。君には
時期後継者の妻として。これからみっちりしてもらうことがある。」
「いや、だから…。婚約者は他に「わかりました。後から言い聞かせておきます。」」
いや。おい。横から話にはいるなよ。
「すみません。奥様、旦那様。お時間ですので…。」
申し訳なさそうに話しかけてくる執事。
「あぁ、そうだな。」
「だったら、あとは若いもの同士ね?ふふ。楽しんで。」
そういい、部屋をでる2人。
なんだこの気まずい雰囲気ってのは。