君が好きになるまで、好きでいていいですか?





リップ音と一緒に、後藤のキスがゆっくりと背中を巡る





一度おさまった身体の熱が再び心拍数と共に上がっていく


「あぁ………まっ………て」



既に始まった後藤の手が、敏感に反応する万由の身体を辿る





「あぁの、明日も会社です………」




「………大丈夫、少し加減するから」





その言葉が正解とは思えないほど、長い夜が始まった










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