「これから」の道
あるとき、祠が言いました。
「北の国から来た渡り鳥が言った。そなたと同じように 信者を無くし、蹴落とされた守人がいると。」
私は、そ守人に是非会ってみたいと思った。
私と同じ思いをした存在ならば、お互いに傷を癒すことが出来るかもしれない。
私は、祠の言った渡り鳥が、再び帰ってくる時を待った。

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