復讐

家族だから、唯一の心を出していい人たちだから、もっと頼ってよかったのか…

「いまさら分かったって………もう遅い」

「ねぇちゃんなんかゆった??」

「なにもゆってないよ、おやすみ」

「そう…おやすみ」



パタン

「海斗があんなことおもっとるとはおもわんかった、な…」

…携帯、どこだっけ。

ブーブー…

受信メール2件

『From：莉琥（りこ）

　珠樹へ。好きだよ!!!!!ずっと友達でいてね!!
　あっちにいったらいろんな人にたよってね?』

『From：原田 果歩

　珠樹へ。急にいなくなることになってさみしいよ。こんなことやったあ、もっと頼って欲しかったな…。公開しても意味はないんだけど…。お願いだから、もっと皆に頼って欲しいな。』


いままでは誰にも頼っちゃいけないとおもっていた。
でも、本当は、家族や、友達に頼ってよかった。

でもいまさら気づかされてももう遅い。

ちゃんとしたことを、誰にも話せてないことと今色々気づいたことに対してムシャクシャした。
そのまま別途にタオ寝込んで、ねた。