【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
ナツくんにコツンと頭を叩かれて。
見上げると彼は少し呆れたようなような、怒ったような顔で私を見下ろしていた。
「…う…あの…、」
「びっくりしたじゃねぇかよ。
あんなんさっさと違うって言えばいいだろ。危ねぇな」
「ご…ごめんなさい」
「大丈夫か?ほんとに何もされてねぇよな?」
「…うん!されてないよ…!」
私がそう答えるとナツくんは、はぁ〜っと大きくため息をつく。
そして、ふいに私の肩に頭を乗せると…
「……よかった」
ものすごくホッとしたような声でそう言った。